モジュール
QtQuick 2.4
クラス継承
QQuickFontMetrics → QObject
プロパティー
ascent: real = プラットフォームデフォルト readonly
averageCharacterWidth: real = プラットフォームデフォルト readonly
descent: real = プラットフォームデフォルト readonly
font: font = プラットフォームデフォルト
height: real = プラットフォームデフォルト readonly
leading: real = プラットフォームデフォルト readonly
lineSpacing: real = プラットフォームデフォルト readonly
lineWidth: real = プラットフォームデフォルト readonly
maximumCharacterWidth: real = プラットフォームデフォルト readonly
minimumLeftBearing: real = プラットフォームデフォルト readonly
minimumRightBearing: real = プラットフォームデフォルト readonly
overlinePosition: real = プラットフォームデフォルト readonly
strikeOutPosition: real = プラットフォームデフォルト readonly
underlinePosition: real = プラットフォームデフォルト readonly
xHeight: real = プラットフォームデフォルト readonly
シグナル
fontChanged(font font)
メソッド
real advanceWidth(string text)
rect boundingRect(string text)
rect tightBoundingRect(string text)
string elidedText(string text, Qt::TextElideMode mode, real width, int flags = Qt::TextShowMnemonic)
説明
QFontMetricsF の機能を部分的に利用できるようにしたラッパータイプ。
プロパティーの説明
ascent: real
QFontMetricsF::ascent() を呼び出しその戻り値を返す。
averageCharacterWidth: real
QFontMetricsF::averageCharWidth() を呼び出しその戻り値を返す。
descent: real
QFontMetricsF::descent() を呼び出しその戻り値を返す。
font: font
font を参照。
height: real
QFontMetricsF::height() を呼び出しその戻り値を返す。
leading: real
QFontMetricsF::leading() を呼び出しその戻り値を返す。
lineSpacing: real
QFontMetricsF::lineSpacing() を呼び出しその戻り値を返す。
lineWidth: real
QFontMetricsF::lineWidth() を呼び出しその戻り値を返す。
maximumCharacterWidth: real
QFontMetricsF::maxWidth() を呼び出しその戻り値を返す。
minimumLeftBearing: real
QFontMetricsF::leftBearing() を呼び出しその戻り値を返す。
minimumRightBearing: real
QFontMetricsF::minRightBearing() を呼び出しその戻り値を返す。
overlinePosition: real
QFontMetricsF::overlinePos() を呼び出しその戻り値を返す。
strikeOutPosition: real
QFontMetricsF::strikeOutPos() を呼び出しその戻り値を返す。
underlinePosition: real
QFontMetricsF::underlinePos() を呼び出しその戻り値を返す。
xHeight: real
QFontMetricsF::xHeight() を呼び出しその戻り値を返す。
シグナルの説明
fontChanged(font font)
font および当タイプの独自プロパティーのプロパティー変更通知シグナル。メソッドの説明
real advanceWidth(string text)
QFontMetricsF::width() を呼び出しその戻り値を返す。
rectf boundingRect(string text)
QFontMetricsF::boundingRect() を呼び出しその戻り値を返す。
rectf tightBoundingRect(string text)
QFontMetricsF::tightBoundingRect() を呼び出しその戻り値を返す。
string elidedText(string text, Qt::TextElideMode mode, real width, int flags)
QFontMetricsF::elidedText() を呼び出しその戻り値を返す。注意
FontMetrics は Item を継承していないので parent プロパティーはない。従って、フォント参照はコンポーネントスコープ内のものか id 修飾が必要になる。
font 以外の独自プロパティーに対してはそれらのシグナルハンドラーは使わずに font のシグナルハンドラーを使い、シグナルハンドラーで設定した処理中でプロパティーが変更されているかを判断しなければならない。
問題
FontMetrics のリファレンスに fontChanged() シグナルが一般的な動作と異なることが説明されていない。
fontChanged() シグナルは、font プロパティーが変更されたときしか送信されていない。
onAscentChanged や onHeightChanged のように、font 以外の当タイプの独自プロパティーに対してシグナルハンドラーを記述できる。しかし独自プロパティーのすべてのプロパティー変更通知シグナルが fontChanged() になっているため、font を変更するとプロパティー値が同一であってもシグナルハンドラーで設定した処理が実行されてしまう。このため font 以外の独自プロパティーについて、その値が変わったときにのみシグナルハンドラーで設定した処理を呼び出させない。
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